名曲中の名曲?第九
2023-12-24


クリスマスイブのきょう、家でバッハのクリスマス・オラトリオ第1部を聴いてそのあと年末だということもありいつもは聴かないベートーベンの第九を気まぐれで聴いてしまいました。
なによりバッハは大好きでクリスマス・オラトリオもウキウキ楽しくなりますね。
ベートーベンの交響曲も好きなのですが、どうも第九の第4楽章だけは昔からあまり好きになれないのです。名曲中の名曲のはずなのに。
第九でも1、2楽章などリズミカルで思わず体が動いてしまいそうになるし、3楽章は美しいメロディにうっとりしてしまいます。ところが4楽章になると唐突感がいっぱいで心と身体が共鳴しないような感じです。

よく見れば詩も

「ひとりの友の友となる
 幸運を勝ち得た者は
 心優しき妻を得た者は
 この歓声に声を合わせよ
 地上に一人だけでも
 心を分かつ相手がいる者も歓呼せよ
 それができなかった者は
 この輪から泣く泣く立ち去るがよい」
(フリードリッヒ・シラー 邦訳:城所孝吉)

「それができなかった者はこの輪から泣く泣く立ち去るがよい」

なんてどうも好きになれないのですが・・・


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